行動を促すためのプレゼンの最後は〇〇のスライドにする
どうも・・・
魅せるプレゼンテーションコンサルタントの山本昌枝です。
さて
みなさんは、プレゼンテーションの最後のスライドは、どうしてありますか?
よくあるスライドの最後の一枚が「ご清聴ありがとうございました」というスライドをよく見かけます。
あるいは
「ご清聴・・・」すらなく、話が終わったらそのまま終わり…というプレゼンもあります。
私は、「とても、もったいないなぁ~」と、いつも感じてしまうのです。
なぜ、もったいないかというと、
日本において、聞いている立場からマナー的にも、「静かに話を聞く」のは当たり前の事ではないでしょうか?
であれば、
これまで存分に想いを伝えてきていますよね?
興味を持って聞いてもらってきていますよね?
プレゼンテーションの目的は、「相手に行動してもらう」ことです。
最後のスライドは「背中をポンっ」と押してあげるものが良いのではないでしょうか?
ラストのスライドは状況に応じて3タイプ。
クライマックスに向けての準備も必要です。そんなことについて、お伝えいたします。
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- ラストの1枚に向けての準備
- ラストの1枚は、このうちのどれか?
行動を促すためのプレゼンの最後は〇〇のスライドにする
ラストの1枚に向けての準備
映画やドラマで言うところのラストシーンに向けてのクライマックスです。
準備は大丈夫ですか?
え・・・ どんな準備が必要なんでしょうか?
(笑)そうなりますよね。
ここまで、どんなに上手にプレゼンを行ったとしても、相手が全てを理解しているということはありません。
ですので、「大切な要点をまとめたスライド」があると、より強調できるのではないでしょうか?
繰り返し伝えることで、記憶に定着しやすくなりますしね。
理解度を高めたところで、共感を高めたところで、感情が盛り上がったところで、ラストシーンを迎えるわけです。
ラストの1枚は、このうちのどれか?
ラストスライドに向け、準備もしっかりできました。
残るラストスライドは、状況や内容に応じて3つのタイプをご紹介します。
あなたのプレゼンのケースに合わせながら選んでくださいね。
その1) 冒頭のコメントに戻る
プレゼンの最初に提案したことがある場合(プロジェクトとか目的とか…)に使用できます。
最初に「結論」を言うこともビジネスでは多いですからタイトルにも使用している語句も多いのではないですか?
いろいろご紹介しましたが、「やはり〇〇ですね…」とくるタイプですね。
その2) 未来像をしめす
明るい未来が見えてきそうなタイプですね。
これまでの経験を踏まえたり、ステップや過程があったり…
1か月後、3か月後、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後・・・
確実に見えてくる想像できる未来が行動へとつながりそうですね。
プラスαの情報ですが、
人は未来の事を考える時には「右上」を見る習性があります。
聞き手の「右側やや上」あたりの視野に入るように、プレゼンターが動く(歩く、手を動かす)などすると、より未来のイメージがつきやすくなります。
その3) はじめの一歩をしめす
気持ちは傾いていても、最初の一歩をどう進んでいいかわからない人も多いのではないでしょうか?
「具体的に示す」「行動してほしいことを示す」と、とても分かりやすいですね。
行動がしやすくなりますね。
3種類の「ラストスライド」をご紹介してきました。
どのタイプのものが合いそうですか?
どうしても「ご清聴ありがとうございました」を、ご使用になりたい時は、右下に「そっと」入れていただければよいと思います。
他には、今回のプレゼンに関する問い合わせ先や連絡先などをお知らせする…というのもあります。
最近はよく「QRコード」なんかもお見掛けしますよね。
こちらも行動が起こしやすくなりますね。
さぁ、あなたのプレゼンはどのようにして、オーディエンス(聞き手)に行動を起こしてもらえるスライドを作りますか?
いろいろ考えるだけでも、ワクワクしてきますよね? (((o(*゚▽゚*)o)))
プレゼンテーションは「Happyをプレゼント」するものです。
だから「笑顔」で終わってほしいですね。
「世界の歴史はプレゼンテーションが変えてきた」と言っても過言ではありません。