パワーポイントの ホントに フォント 1
良く聞かれたり、セミナーでお伝えすると…「それ気になってました~」ってよく言われるのが、「フォント」について
どのフォントが向いているのか? フォントの大きさとか?・・・
たぶん皆さん…何か基準があるとスッキリするのかな…?
という事で、「フォント」の一般的な基準についてお伝えします。
1.向いているフォント
2.その中でも超おススメは?
3.フォントサイズ
4.フォントは混ぜない
パワーポイントの ホントに フォント 1
1.向いているフォント
フォントって、OS(MacとかWindowsなどのこと)やアプリケーションによっても搭載されているものが違うんですけど、大きく分けてこの2つ「明朝体」と「ゴシック体」に分かれます。
それぞれ得意なことがあって、まとめると⇩です。
明朝体:読みやすさに優れた書体。新聞や雑誌など長い文書に使用
ゴシック体:認識しやすさに優れた書体。プレゼン資料で要点をまとめたものに使用
…ということで、「ゴシック体」という事がわかりますね!
ただし、明朝体はダメというわけではありません。少しエレガントに見せたい時とか、世界観によっては使用されます。
2.その中でも超おススメは?
認識のしやすさで圧倒的にスライドに使用されやすい「ゴシック体」ですが、ゴシック体もたくさんの種類があります。
では、その中でおススメなのは…⇩です。
和文:メイリオ、ヒラギノ角ゴシック、游ゴシック
英文:Callbri、Corbel
中でも、私は、「メイリオ」というフォントがおススメです。
元々、「明瞭」という言葉から由来して出来ているフォントで、本当に明瞭なんです。
どんなサイズでも明瞭です。(笑)
特に、太字「B(Bold)」にした時に、潰れず…美しく、力を発揮します。
「フォントボックス」では、リストの下の方にあります。(探しにくい)
一度、お試しください。
3.最小のフォントサイズ
結論から言うと、おススメ最小サイズは「24pt」
ある程度の大きさのリアル会場で、一番後ろの方が見えるサイズの限界です。
「18pt」とかという説が、インターネット上ではありますが、私の経験上…厳しいですね。だから、どんなに小さくても…と考えた方がいいかもしれません。
また、オンラインでも、小さな画面(スマホやタブレット)で見る人が約半分くらい(独自のアンケート)でしたので、「24pt」が妥当だと思って作成したら間違いないでしょう。
4.フォントは混ぜない
フォントは、色々混ぜすぎるとスライドが散らかって調和がとれなくなるので、統一した方がいいです。
敢えて…の場合は、必要最小限にとどめた方がいいですね。
フォントを統一する方法として、「スライドマスター」を使ったり、「デザインのフォント」を使ったり、すべて選択して変更するなど…いくつかの方法があります。
結論として、「メイリオで24pt!」という事になります。