オンライン時代のプレゼンテーション 大切なポイント(ウェビナーの見せ方)
今年に入って、オンライン元年か?と言いたくなるくらい「オンライン」、「テレワーク」、「リモート」という言葉があちらこちらで聞かれるようになりました。
セミナーなどのあり方も、リアルの対面形式から、ネットワーク越しにバーチャルな対面の世界へ変化しました。
コロナの感染状況が収まれば…リアルが戻る?
新しい生活様式の予防をしながら、ソーシャルディスタンスを保ちながらリアル会場でのセミナーも復活しつつあったけど、現実はそうはいかない。
リアルとオンラインの融合がこれからの主流になると思っている人も多いと思います。IT操作に強かろうが、弱かろうが…実行するか、実行するかしないか…と、いっても何をどう気を付ければ…?
それに、最近LIVEをする人も増えて、とりあえずやってますけど…(;^_^A という方が多い気がします。その中に埋もれず、周りよりも輝いていくためのポイントをお伝えしますね。
ウェビナーの見せ方
1.画面の見せ方
2.自分の見せ方
3.背景の見せ方
4.聴こえ方
5.話し方
ウェビナーの見せ方
視覚と聴覚から入ってくる情報が90%以上と言われています。それから脳に伝わる。そう考えると、視覚(目)から入ってくるものと、聴覚(耳)から入ってくるものを、考えてみると下記のようになります。
1.画面の見せ方
情報を伝えやすくするために、スライド(パワーポイントやキーノート)を使う時は、基本的にスライドショーで見せましょう。編集画面のまま共有したり、発表者ツールを丸見えのまま共有するのは、NGです。
他のスライドが見えると気が散りますし、画面も小さくなるので見にくいです。何より話している人のパソコンスキルやモラルも伝えてしまっていることになりますよね?
方法は、LIVEなどでもお話しています。
2.自分の見せ方
1.自分自身
自分の見せ方も、自分自身のブランディングにつながってイメージを定着させます。
ビジネスを前提とされている場合は、清潔でさわやかな身だしなみを心がけることが好ましいです。髪型やメイクや服装などを振り返ってみるといいと思います。
ご自身の仕事観や世界観を明確にして演出されてみてください。自粛中だと、身だしなみがラフになりがちなので、TPOに合わせて使い分けるといいですね。
2.目線
3.明るさ(照明)
4.角度
5.画質(カメラ)
3.背景の見せ方
1.生活感を出さない
どうしても自宅の限られた空間だと、生活感が出てしまいがちになります。しかし、ベッドが見えていたり、ごちゃごちゃした所がみえてしまうのは避けたいですよね?
2.バーチャル背景
そこでバーチャル背景が役に立ってくれるのですが、これも何を背景にするのか?が大切です。バーチャル飲み会やお茶会ならお好きにどうぞ…ですが、これまた仕事観や世界観が必要ですね。TPOに合わせましょう。
3.クロマキーの使用
グリーンバックとも言われます。バーチャル背景がきれいに映り、動いた時も半透明にならずにきれいに映ります。画像編集するときに合成もしやすくなります。
4.画質(カメラ)
パソコン内蔵のカメラだと画質が粗いものが多いので、気になるようであればWebカメラや一眼レフカメラなどの組み合わせを考えるのもいいと思います。私も、ここは現在検討中です。
背景は、雰囲気の良い空間を、壁紙や家具、照明(間接照明なども)含めて演出するのが、最高のブランディングにもなりますね。私も、徐々に…揃えています。
4.聴こえ方
1.マイク
パソコン内蔵のものではなく、クリアに声を届けるために必要です。USB接続のものであれば他に機材も必要なく、パソコンに簡単に接続することができます。
5.話し方
1.スピード
早すぎず遅すぎず、きちんと伝わるために事前にリハーサルやテスト録画をして確認することをお勧めします。
2.トーン
普段より少し上げて話すのがおススメです。
オンラインではリアルよりも、「情熱や想いが伝わりにくい」と言われています。1.2倍増しのパワーが必要とも言われています。身振り手振りもつけるとお互いのテンションも上がってくると言われています。
気を付けることも、多くなってきますが、「1対1」の関係性を多く作れるのもオンラインの強みです。
あなたの先にいらっしゃるお客様とのオンラインを通したコミュニケーションやビジネスが上手くいくことを願っています。